水辺の自動化は、家族が注意すれば済む運用にしません。ナオは人の時間と機械の時間を完全に分け、分けられない場合は買わない選択を残します。
投入前から回収完了までを、入水禁止時間にする
リツの「水の中で動くからこそ、人が入る時間と完全に分けます」を、時刻表にします。「投入開始〜回収完了」を清掃時間として入口に表示し、その間は泳ぐ人だけでなく、物を取る人、清掃を手伝う人も水へ入りません。公式取扱説明書も、清掃機が動作中にプールへ入らないよう示しています。
清掃担当者と入水再開を決める担当者を一人ずつ決めます。子どもや来客へ停止確認を任せず、「表示が外れるまで入らない」と伝えます。家族の共通ルールは停止と再開の権限表にも記録します。
開始前は、人・電源・ケーブル・水を四つに分けて見る
| 対象 | 開始条件 |
|---|---|
| 人 | 全員が水から出ており、入口の入水禁止が伝わっている |
| 電源 | 型番指定の電源装置、漏電保護、設置位置、乾いた接続部を確認 |
| ケーブル | 傷、つぶれ、ねじれ、接続不良がなく、指定長さを障害なく伸ばせる |
| 本体・水 | 本体とフィルターが正しく閉じ、水深・温度・水質が機種条件内 |
コンセント、電源装置、プール端からの距離、延長コードの可否、漏電保護は、地域の電気規則と手元の取扱説明書に従います。記事の数字や別機種の写真で代用しません。設備が適合するか判断できない場合は運転せず、資格を持つ専門家へ確認します。
本体を水へ入れてから、最後に通電する
電源装置をOFFにした状態で、説明書が指定する位置へ置きます。ケーブルをねじれなく広げ、本体を指定の持ち方で水へ入れ、空気を抜いて所定の位置へ沈むことを確認します。ケーブルが階段、はしご、排水設備、通路へ絡まないようにします。
全員が水外にいることをもう一度確認してから通電します。運転中は担当者が水際から安全な距離を取り、ケーブル、電源装置、天候、立入りを見ます。水際へ身を乗り出し、動いている本体を手で直しません。
異常時は、人を離してからOFFと電源遮断へ進む
人が水へ入った、雷や悪天候が近い、ケーブル・電源・本体に損傷を見つけた、異音・異臭・漏電のおそれがある場合は停止します。損傷した電源や水中の人がいる状態で機器へ触れず、区域を離して緊急対応へ切り替えます。
安全に操作できる異常では、機種の停止方法、電源装置OFF、電源遮断の順を守ります。屋外ロボットの非常停止カードにも、水中機器専用の手順として分けておきます。エラー解除や再投入を先にしません。
OFF・電源遮断・引き寄せ・ハンドル回収の順にする
通常終了でもタイマー表示だけに頼らず、担当者がOFFと電源遮断を確認します。取扱説明書が認める場合だけ浮遊ケーブルで本体を水際まで引き寄せ、最後は指定ハンドルを持って回収します。ケーブルだけで水面から吊り上げません。
本体を安定した場所へ置き、水を排出します。水が抜ける方向、人の足元、電源装置の位置を分け、濡れた本体を電源や通路へ置きません。全工程とケーブルの片づけが終わってから入水禁止表示を外します。
清掃も電源遮断後
フィルター、ブラシ、インペラーへ触る前に、電源装置がOFFでプラグが外れていることを確認します。外し方、洗える部品、清掃頻度、乾燥、保管は型番別の説明書どおりにします。工具や指をインペラーへ入れたまま通電確認しません。
清掃後にケーブル損傷、異常摩耗、変形、繰り返す詰まりを見つけた場合は、次の運転を外します。屋外機器の雨・雷・長期保管にも状態を渡し、メーカーや点検窓口へ確認します。安全な運用の完了は、水がきれいになった時点ではなく、人の入水時間へ安全に戻せた時点です。